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masahiro万年筆製作所 製品の特徴

2012年7月発売、M形吸入方式万年筆について

 私の品物について画像を掲載して以来、多数のお問い合わせを頂きありがとうございます。
 
 今回、私がどのような点に気を配って軸を製造しているか、ご説明したいと思います。

●開発の経緯
 まずは、簡単にコンセプトをご紹介します。

・素材にこだわる
 これまで、私自身、最初に買ったパイロットのカラーバーディという万年筆を出発として、いろいろな万年筆を使ってきました。しかし、当時、外観だけではなく、内部の見えないところや、基本的なところにとことんまで重視して、各素材やペン先も本当にベストなものを使用し、高精度で作り上げた品物が無かったのです。
 そこで、一つ一つ、ベストなものを追求し、とことんまでこだわる品物を手業で作ろうと志しました。
 まず、素材は、万年筆素材として一番適しているのは、エボナイトです。この素材はプラスチックを超える強度を持っており、ペン芯などの部材をエボナイトで製作致しますと、すばらしい完成度の品物を作ることができます。軸やキャップは、エボナイトがベストです。ペン芯も、エボナイト製がベストです。
 軸やキャップ・ペン芯といった各パーツをエボナイトで製造した総エボナイト万年筆を製造しています。現在のところ、ペン芯等までエボナイトで製作している総エボナイト万年筆は私のところでしか製造していないかもしれません。エボナイトペン芯に至っては国産では今現在、他では手がけていないです。

 エボナイト素材は、製造メーカーによる品質差が著しいですが、masahiro万年筆製作所では、ヨーロッパ製の黒エボナイトとマーブルエボナイトを使用しております。全世界の有名メーカーが使用してきた、高品質なエボナイト素材です。

 エボナイト以外の素材では、たとえば木製軸などは非常に人気があります。しかし、木製の場合、どうしても精度が出ず、作った品物の精度が木で出せる精度になってしまうという大問題があります。また、どう考えてもエボナイト製の方が遙かに良いのです。従って、私のところでは木製のものは試作止まりとなっています。

 ペン先は、先端イリドスミンの性質が世界一の国産超一流メーカーであるパイロットの14金ペン先を許諾を得て3サイズを使用させていただいております。私にとって、パイロットのペン先を使わせていただくことが出来ること自体がものすごい励みになっており、以下のようなものづくりを行う原動力になっております。

・加工機械等にこだわり、仕上がり精度を徹底的に追求する
 従来からの万年筆ねじ切りロクロは必ずしも精度的に良いものではなく、非常にラフなものでした。そこでゼロから設計し、ほとんどゼロからロクロを自社設計し、スピンドル(ロクロの主軸)は総焼き入れ総研磨仕上げです。機械に詳しい方なら一品もので長さ500ミリ程度あるスピンドル総焼き研磨で設計することがどんなにスゴイことか、換言すれば大変なことか、ご理解いただけると思います。この旋削・研削加工を引き受けてくださるところに恵まれたことは運が良かったとしか言いようがありません。把握するチャックも従来から使われてきたチャックを全廃し良いものを特注で入手し、スピンドル軸端の振れ精度はもちろん素材を把握した時の振れ精度も、私自身驚くほどの精度が出ています。
 また、切ることが出来るねじも従来型は二種類程度しか切れませんが、私のところにある機械は大変多くのねじを切ることが出来る独自型です。そのため、首などにはふさわしいねじを切ったりすることなどが可能になりました。
 加工刃物も良いものに巡り会い、それを惜しみなく使っています。同時に、常に新しいものをテストして、情報の収集に努めています。特にねじ切り刃物は、切ったねじの美しさをも追求するために、徹底的にこだわっております。
 加工は、伝統的な手業をとても重視しています。手業で最高のものを作るべく努力して参りました。

・基本性能を重視
 本来ならば、適切に製造すれば問題なくインキが流れるインキ止式万年筆も、かつての分業体制が災いして、以前のものは大手メーカーのものを除いて、うまくインキが流れなかったのです。詳しくはこの過去記事をご参照ください。私のところでは、各首軸専用にペン芯を開発して、現在では、自分の納得のいくものをおつけしております。
 ペン芯の開発は、本当に大変でした。設計も大変ですし、実際ペン芯を作るためには、加工するための一部刃物は自分で作らなくてはなりません。今となっては良い思い出です。今思うと、ペン芯がうまく出来なかったらどうしようか…という苦悩・恐怖心が成功へとつながったのかもしれないと思います。

 上記のようなきっかけで開発したのですが、当時私が思い描いたようなものはどこも作っていなかった、そこで作るしかなかったのです。
 大手メーカーではとても出来ないような製造手法と手間暇を掛けて製造しております。
 修理品の部品製作でも、可能な限り自社製品と同水準で仕上げております。

 以下さらに各ポイントごとに詳しくご説明させていただきます。

●首・ペン芯周り
 まず、エボナイト軸・エボナイト首・エボナイトペン芯ならではの設計として、ペン先取り付け部分をとても丈夫に作ってあります。エボナイトだからこそ出来ることです(こういったところにこそエボナイトを用いる最大のメリットがあるのです)。そのため、ペン先ペン芯がちょっとしたことでずれることは全くありません。意図的にずらそうとしても非常に困難な位、大変丈夫に出来ております。
 また、ペン芯のインキ供給量はとても潤沢で、ペン芯がボトルネックとなってインキが出ないということはありません。総エボナイトのため、プラスチック素材のようにインキと素材との相性問題(インキによって素材が侵されたり割れが入ること)は起こりません。エボナイトペン芯ならではの、ペン先を傷めないペン先調製を施すことが可能で、意に反して過剰に掛けてしまった筆圧などによりペン先の食い違いが起こりにくいペン先周りの剛性が高い逸品になります。
 ペン芯は、古典的なペン芯ではなく、プラスチック芯の緻密さをエボナイトでそのまま再現したような現代的なペン芯となっております。
 そのため、現代的なペン芯として、上記のほか、以下の特徴を備えております。

・エボナイト芯ではありますが、当然のことながら溝幅が変化しております(通常エボナイトペン芯では溝幅を変化させない、簡易に製造するケースがほとんどですし、実際海外のエボナイトペン芯は古典的な構造のペン芯のままです)。
・首内部の見えないところにも加工を施してあり、ペン先取り付け時などに内部溝が痛むおそれが無いように作ってあります。
・何らかの理由でペン先を外すときは、こちらにある専用工具を使えばペン芯を全く痛めることなく、ペン先の勘合力も損ねることなく取り外しができます(ユーザー様のもとや、他社では一切分解が出来ない構造になっています)。
・毛細管現象が巧みに働くように、非常に幅の狭い深い溝を切っております。
・パイロットのペン先は内部が特殊な形状をしておりますが、ペン先の方は一切手を加えずに、ペン先に適合するようにペン芯を製造しております。
・インキによる相性問題がなく、インキによってペン芯が侵されることがありません。
・ペン先にある丸穴のちょうど真ん中に溝がある正確な作りで、視認性をも重視しています。視認性とは、インキの通る溝が丸穴から見えるので、インキが流れているか流れていないか、肉眼でわかることです。インキが流れているときは、溝にインキが張っているのがわかります(ただし当然のことながら小さいので見にくいです)。

※視認性
画像は私の品物のペン先丸穴拡大画像。
インキがペン芯に来ていて、インキで溝が浸っている状態
sininsei.jpg

 完全に首に適合したペン芯で、優れたインキ出をご堪能いただけます。

※ペン芯画像
pensin.jpg


 また、カートリッジ式の場合、カートリッジを取り付け取り外しする際、通常は回すように取り付け取り外しは出来ませんが、私の品物の場合は、取り外しの際は、回すように外していただいても不具合が起きることはありません。取り付け時は回すようにしていただいても軸が壊れることはありませんが、まっすぐ取り付けた方が栓が理想的にあきます。
 
●ねじ切り精度を重視
 私の品物の軸とキャップをねじで閉めていただいたときの、締め終わりのぴたっとした感じは、大変心地よい密閉感を指先に感じます。この感触は他では無い感触であると自負しております。ぴたっと閉まるためゆるみくく、ゆるめるときは、カクッと良い感触でねじがゆるみます。キャップのゆるみにくさはねじの回転数で決まるわけではなく、しまり終わりの一瞬で決まります。その一瞬の感触をとても重視していて、引っかかり率の高いねじを切っております。
 ねじの勘合はとても気を配っており、ねじを強くしめても、ねじがはじくように空回りすることはありませんし、手で閉める限り強くしめていただいてもねじが傷むようなこともありません。
 キャップ内部も、見た目にきれいだと実感していただけるような表面切削とねじ切りをしています。

※キャップ内部画像
画像は私の品物の13ミリカートリッジ式
naibu.jpg

 ねじ切りなどは、すべて伝統的な足踏みロクロを独自に改良したロクロにて精密なねじ切りをしています。
 ねじ切り精度などのようなお客様のお手元ではわかりにくい点も重視しています。

 ねじ切りを楽にするような手法、たとえば、軸に段を設けたり、軸のねじ終わりに溝(逃げ溝)を付すようなことは一切しておりません。使い勝手の上でも軸に段がない方が使いやすいですし、ねじ終わりに溝を設けない方が良いです。万年筆以外の場合は溝があっても差し支えない場合が多く、実際身の回りの多くの加工品のねじのところには逃げ溝が付されています。万年筆の場合は手に当たるところなので、逃げ溝も段もない方が理想的なのです。また、その他のねじ切りを楽にする手法(一例として、キャップとはまるねじを首軸の一番先頭の部分に切るなど)も採用していません。

※軸に段がある画像
画像は私があるところから依頼を受け製造したある試作品ですが、段があっても段の悪影響を回避したたくみな構造になっています。
dan.jpg


※逃げ溝とは、下記画像の矢印の位置にへこませるように存在する溝のことです。
加工の難易度を下げるために、万年筆以外でも一般に良く行われてます。
また、下記画像では、矢印の部分でねじが切り終わっていますが、この切り終わりの部分(切り上げといいます)でねじ切り技術がわかると以前から言われています。画像は私の品物の13ミリカートリッジ式軸のものですが、画像のような切り上げは理想的なものです。
nigemizo.jpg

 なお、通常軸に段があると、軸の段が悪影響を及ぼしているケースが多いのですが、私のところで仮に軸に段がある品物を製造するとしたら、軸に段がある仕様であっても、私のところでは、段の影響を回避する巧みな設計をして製造します。

 ねじ切り精度を具体的に申し上げますと、キャップと胴のねじ、通常は四条ねじですが、これをロクロにて、振れ無く切るのはとても大変です。通常ロクロで四条ねじを切ること自体がすごいことだと強調され、ねじが入ればそれだけで良く、ねじ切りの精度などは重視されてきませんでした。
 しかし、ねじの山と山の引っかかりが少ないと、キャップを強く締め付ければねじがはじくように空回りしてしまいますし、四条ねじの切り方で、キャップの締め加減は全く違ってきます。

 さらに私のところでは、研究と訓練を重ね、キャップの内部でも完全にねじを切り分けています。これはかつてはロクロでのねじ切りは不可能だと言われてきましたが、完全に切り分けることに成功しました。だいぶ前の商品から、すべての商品でねじを完全に切り分けています。
 その上、キャップ内部のねじ長さも必要以上に深く切らないようにし、なおかつ手前部分にねじ痕跡を残さないようにして、見た目をとても重視しています。これにより、たとえば、キャップ内部のねじが透けて見える透明な軸でも、見た目に全く違和感の無いねじとなるわけです。
 
※戦前のウォーターマンのキャップ(損傷品)
ねじが不必要に長く切られていることがわかります。
wm.jpg


※私の製品の以前のもの(上画像)と現在のもの(下画像)
以前のものはねじが不必要に長く、切り終わりも切り分けておりませんが、現在のものはねじの長さが軸に刻まれた雄ねじの長さに相応する長さで、完全に切り分けてあります。
nezilold.jpg

nezil.jpg


※透明軸でも完全に切り分けてあり、ねじ長さも適切なので、透けて見えるねじの長さが見た目に違和感がありません。
画像は私の品物の繊維素系樹脂のものです。
kiriwakesuke.jpg

sukeore.jpg


※キャップ入り口のねじ痕跡画像
海外の以前の商品
ねじの手前の部分にねじ痕跡があったり、ねじ長さが不必要に長いことにお気づきになると思います。
konseki.jpg

konseki2.jpg


※私の商品のねじの手前の部分の画像(13ミリカートリッジ式軸のキャップ)
ねじ手前ストレートの部分の内部表面仕上げも重視しています。
temae.jpg

なお、ねじ手前のストレート部分のことを、伝統的に「遊穴(あそびあな)」といいます。

 ねじの切り分けとか、ねじ痕跡とか、わかりにくいかもしれませんが、一言で言えば、キャップの中をのぞいて、ねじがきれいだということです。キャップの中のねじの切り分けとは、ねじを切り終わった部分のねじの高さがそろっていることです。プラスチック製の万年筆では簡単にできますが、切削で作るのはこれが難しく、キャップ内部なので切削過程が見えないこともあって、従来から不可能だと言われてきたのです。

さらに解説
 昔のロクロで作られた万年筆のキャップの中を覗くと、ねじ長さも短く、切り終わりのきちんとそろったねじが切られているものがあることにお気づきになるかもしれません。まれにそういうものもございます。
 これは、ねじ切り手法が違うのです。ロクロで伝統的な切り方をしたか、そうでないかは私がみればはっきりわかります。
 詳細は略しますが、このロクロでの伝統的な切り方ではない手法は、量産向けの手法であり、単品では実現しないこと、切られたねじも最高でも中品位になるなどのデメリットがあります。ロクロで切られたものはねじ痕跡がとても長くなっています。
 実はかつてのロクロには、ねじを切ることができる上級者向けのものと、量産型のねじ切りしか出来ず伝統的なねじ切りが出来ないタイプの二種類があったのです。


 それにプラスして、ねじ切り精度を重視しているのです。
 これはどのようなことかと申しますと、ねじを切って、キャップをはめた状態で、キャップもしくは胴を回転精度の良い機械に把握して回転させます。そのときに、胴を把握したときは、胴のふれが無いのは当然です。その状態で、ねじがかみ合ったキャップの振れがほとんど無いのです。それで当たり前と思われる方が多いかもしれませんが、四条ねじのような多条ねじの場合、四つのねじを切ってあるとも言える状態のため、振れが無いように切るのは非常に難しいのです。
 理想的な勘合のねじを切って、見た目もねじの欠けなどが無いように、完全に山が立った60度のねじで、上記のように振れのない精度の高いねじを慎重に切っております。
 ただ、最大の欠点は、このキャップと胴をはめたときの振れ精度は、お手元では指先などで回したりしても全くわからないことです。しかし、効果はご使用いただいている過程で発揮されているのです。決して無意味なことを追求しているわけではありません。

さらに解説
 お手元でねじの振れ精度を確認していただくのは難しいですが、精密さ、ひいては技術者のポリシーをはかる方法はあります。一つの方法として、以下のような確認方法があります。
 まず、軸の雄ねじの外径を測定します。そして、キャップのメスねじの内径をはかります。その差が、基準となる模範ねじの山の引っかかり高さと相応すれば良いのです。数値にすると、0.6ミリ位あればかなり精密なねじで、強くしめてもはじくようなことはほとんどないです。
 ただし、内径を正確に測定するのは著しく困難です。


 さらに詳しく申し上げると、各パーツに振れなどが無いように、素材精度を出してから加工し、ロクロ等での加工の都度、ダイヤルゲージで振れが無いこと(とんでもなく精度を重視したロクロを自社設計して使用しているので、ねじ切りの場合は千分代の精度が出ています!)を確認して加工しています。
 このように、精度を重視しているため、ノスタルジーはあまり重視せず、精度が悪い旧来のものはどんどん廃止しており、たとえば、ロクロ加工で通常行われているような把握治具や木製コレットチャックによる把握方式は全廃しました。
 これらを重視する理由の一つは、これまで修理の際に、精度が悪かったり、変形したセルロイド軸などで苦労した経験が多いからです。
 何より、精度の高い機械で、精度の高い作業をするのは、製造する方も楽なのです。

 もちろんねじ切り刃物も、切れ味・熱処理などに優れた現代のものを使用しております。

 今では、見える胴のねじよりも、内部が見えないキャップ内部のねじ切りの方が得意になってしまった位です…。

 切るねじの細かさも、各パーツにふさわしいねじピッチを採用し設計しています。ねじピッチなどについてはこちらを参考にしてください。

●完全二重鞘構造
 キャップの中にキャップを設け、ペン先のみを乾燥等から保護する二重鞘構造になっています。余計なところがインキで結露することがありません。インナーキャップのない、完全に削りだし仕様のため、インナーキャップ周りに毛細管現象でインキが入り込んで汚れるようなことがありません。キャップ気密性がとても優れており、キャップの中でペン先がシーリングされる部分の体積が少ないため、理想的なのです。それに、大変剛性の高いキャップになります。
 また、この完全二重鞘構造のため、キャップによってペン先を傷めることが絶対にありません。万が一、首軸を大胆にゆるめたままキャップを装着しても、キャップ内部の天井とペン先先端が干渉してペン先を傷めることがないのです。
 二重鞘構造になっていることの確認は以下のような手法で可能です。
 首軸をすこしゆるめて、キャップをしてみてください。
 ゆるめた分だけ、キャップを閉めたときに胴軸上に位置するキャップ入り口の場所が違うこと(よりペン先側に移動、逆に言えば、キャップを閉めた状態の全長が、首をゆるめた分だけ長くなります)と、キャップ回転数が少なくなることにお気づきになると思います。私の品物では、軸に仮に段があるものであっても、段でごまかさずに完全に二重鞘になっていますが、これは、この方法で確認できます(軸の段の部分とキャップ入り口とが、首をゆるめた長さと同じ分だけスキマが開きます)。
※他社製品では、二重鞘構造になっていないものですと、首をゆるめてキャップをすると、ペン先先端がキャップ天井に当たって、ペン先を傷める可能性があるので、絶対にテストしないで下さい。

※キャップカットモデル
カットしたものは私の品物の13ミリカートリッジ式軸のキャップ
danmen.jpg



●その他エボナイトならではの設計のメリット 
 エボナイトならではの設計のため、使う時の長さはパイロットのものなどとほとんど一緒ですが、キャップを閉めたときの長さは短くコンパクトになります。
 使うときの長さは同一でも、使用時指の付け根の当たる部分が後退しているのは、大きなメリットです。
 キャップを後ろにはめていただいたときも、完全にあたりを出しているのでぐらついて外れるということがありません(キャップを後ろにさして使うことが大前提の軸の短いショートタイプも、後ろに差し込むだけでぐらつかずに取り付けできるので、軸後部もねじ接合などということはありません。エボナイトならではの設計により、筆記時後部にキャップを装着したとき、全くガタガなく、書いていて後部に装着したキャップが外れることもなく、安定してお使いいただけます。
 クリップについては、既述の通りですが、クリップ取り付け部分なども、とてもこだわっております。
 
 その他詳細は略しますが、精密な加工を施すことができたために実現可能になった設計をふんだんに取り入れた構造になっています。

 以上のような、手に取っていただいて、なかなか考え抜かれていると思っていただけるような品物を目指しております。最初はお気づきにならなくても、後から良さを実感していただけるような品物を目指しています。
 すでに私の品物をご使用いただいている方は、ほとんどの品物が上記仕様ですでにだいぶ前からお納めしておりますので、是非ご自身のお手元でお確かめください。

 このように、ロクロで作るということをメリットにするのではなく、ロクロで、本当に納得のいくものを作ることがついに実現したということを強調したいのです。もし、ロクロで精密な加工が出来ないとしたらロクロでのねじ切り加工はしません。

 クリップについては、こちらをご覧ください。

 各部寸法も、使いやすさを徹底的に考慮して何度も設計し直して、今は以前ご紹介したようなサイズで製造させていただいております。

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プロフィール

 masahiro万年筆製作所  代表者 内野成広

Author: masahiro万年筆製作所  代表者 内野成広
総エボナイト製手作り万年筆を製造しております
一切の妥協を許さない完全な商品を目指し、生涯唯一の職業として励んでおります
ペン芯までエボナイトで製造している数少ない万年筆メーカーです。

また、株式会社パイロットコーポレーション 正規販売店として、パイロット商品の販売をいたしております。

422-8017
静岡市駿河区大谷769-3
masahiro万年筆製作所
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FAX 054-298-7473
masahiro14k@gmail.com
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