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標準のペン先金品位である14K

 先ほどご紹介したペン先字幅の特殊な呼称のところに掲載させていただいたペン先は、すべて14金のものであることにお気づきになると思います。
 このサイトで繰り返し申し上げているように、14金はペン先の金品位としてベストなものです。

 以前私が購入したパイロットの万年筆に、以下の画像のようなものがありました。
short-p.jpg

 露出しているペン先のどこを見ても金品位の表示がありません。この万年筆はステンレスにメッキをしたペン先だと思ってしまいました。しかし、どう見てもステンレスらしくないのです。

 内部を見てみたら、なんと、外からでは絶対に見えない部分に以下の表示がありました。
short-p1.jpg

 画像でも、数字の上にうっすら筋が着いていることにお気づきになると思います。この筋の部分から下は隠れてしまっているのです。
 このことを知って、14金のペン先というのは当たり前だったんだな、14金があくまでの標準だったんだと強く実感しました。

 ちなみに、金品位の表示がある方がわかりやすいので、同じペン先でも、画像のように金品位を表示したものもあります。
short-p2.jpg


 今回のペン先に限らず、古いペン先を中心に、金品位を表示していないペン先は割と多く見ることが出来ます。何も書いていない金のペン先は14金、14金があくまでも標準なのです。
 14金を超える金品位が出現したのは筆記性能上の理由ではないのです。私は14金(または18金)のペン先以外はとても使う気になりません。修理の経験から言っても、あまりにも14金がすばらしいからです。
 14金は、金が14/24で、58.5%。残りは他金属で構成できるので、素材構成が彩りある(よりペン先として理想的な出来になるような配合の)ペン先を作ることができるわけです。

 余談ですが、大正時代以前は、万年筆素材としてはエボナイトであることが当然、当たり前とされていた時代がありました。エボナイト、まるで万年筆のために生まれてきたようなすばらしい素材です。

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