Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://masahiro14k.blog67.fc2.com/tb.php/282-fd302c8d

-件のトラックバック

PILOT新インキ 色彩雫 iroshizuku 考察

現在は、全色当店の常時在庫商品になっておりますので、ご注文可能です。

ご購入は、販売サイトからどうぞ。


08年6月発売、色彩雫新色、グリーン系3色・グレー系2色に関する記事

12/16追記
 販売店に配布している色見本が入手できたので以下にあわせて掲載します。

 色彩雫インキには、カスタム74透明軸がぴったりです。
ご注文は以下からどうぞ
ペン先F ペン先M

 先日、過去記事でご紹介した、PILOTの新インキ、色彩雫 iroshizukuシリーズ第一弾ブルー5色について、実物をもって考察してみたいと思います。

 PILOTの色彩雫の商品サイト

 従来から発売されているブルーインキと、ブルーブラックインキとも比べてみたいと思います。
 過去記事もあわせてご参照下さい。

 ご購入は、販売サイトからどうぞ。

重要!色彩雫インキをご使用になる方に 使用上のポイント
 箱から出したら、キャップを開ける前に、瓶に装着されている飾り紐を外してから、キャップを開けてご使用下さい。
 使用を開始したら、飾り紐は瓶に装着しないで、箱の中にしまっておいてください。
 インキを使用するにつき、キャップのネジ部分にインキが付着して飾り紐が汚れてきますし、キャップを締めるときに、飾り紐を巻き込んで締めてしまうことがあります。そのため、飾り紐を外してから使用しないで、キャップを開けた状態で紐を外したり、紐を装着した状態のままで使用する等をすると、飾り紐がインキで汚れてしまいます。


●新インキ
 商品名 万年筆インキ 色彩雫(いろしずく) iroshizuku シリーズ
 品番 INK-50-(色記号)
 07年12月発売、色彩雫シリーズ第一弾の色記号
  AS(アサガオ) AJ(アジサイ) TS(ツユクサ) KO(コンペキ) TY(ツキヨ)
 容量 50mボトルインキのみ カートリッジでは発売されません。
 価格 各色1本1,575円

iro-logo.jpg
↑色彩雫のロゴ

ko-box.jpg


●従来からのブルーインキ INK-30-L INK-70-L
 パイロットでは、青色、ブルーを「L」というアルファベットで表記します。Bはブラックを表し、BBはブルーブラックを表します。
 もっとも、例外もあり、ハイテックCにあるライトブルーは、LBと表記しますので、すべてのブルーをLで表記しているわけではないようです。

inkl.jpg ink70l.jpg

INK-30-L(30ml入)  INK-70-L(70ml入)
※従来からのブルーインキ・ブルーブラックインキなどは、瓶インキ・カートリッジインキとも引き続き継続して販売されます。



 以下画像は、※IE7をお使いの方は描線画像をクリックした後で出てくる別ウインドウに表示される画像の上でクリックすれば、原寸画像で表示されます。

 外箱は、従来のブルーインキなどの外箱と同様、外箱からも色の違いがわかるように、色見本を表したラベルが張られています。iroshizukuのロゴも見えます。
hako.jpg


 瓶は、以下のような形状で、瓶に張ってあるラベルには、外箱と同様の、iroshizukuロゴがあります。外箱と同様、色見本を表したラベルが張られています。
 また、瓶の入り口には、飾りひもがついています。
 キャップの仕様は、旧来品と全く同じです。ただし、色は黒で、従来のような、インキ色に応じたキャップ色にはなっていません。
s-bin.jpg


 瓶を裏側から見ると、底の部分のガラスがかなり重厚なことがわかります。
bin-ura.jpg


 上記画像では、瓶の底が凹んでいるように見えます。
 実際拡大してみると、
※ある色の瓶
soko1.jpg

※別の色の瓶
soko2.jpg

のように、瓶によって、くぼみにかなりばらつきがあることがわかります。
 くぼみは、瓶の内部のそこがかなりへこんでいるくらい凹んでいるものもあれば、瓶内部のそこはほぼフラットに近いものまであります。そのため、吸入時ペン先先端が入るようなくぼみということではないと思います。

 また、上記3画像からもわかりますが、瓶のガラス表面、半分より下部分が、少し波打ったようになっています。ガラス瓶の製法はよくわかりませんが、彩りとして、型にこのような模様があるのかもしれませんが、よくわかりません。

 従来のINK-70のような、インキ残量が少なくなったときにインキを吸入しやすくするような補助具は瓶に入っていません。

 肝心なインキの色は、以下のような感じです。
 こちらで使用しているモニタなどの機器は手もとで出来る限りのキャリブレーションをしてありますが、そもそもモニタでこのような色を見ていただくのは非常に無理があることを事前にお断りします。
 現在のPC関連機器では、すべての環境で同色で表示するのは不可能なので、色の違いを目安とする参考程度にとどめていただきたくお願いします。
※IE7をお使いの方は描線画像をクリックした後で出てくる別ウインドウに表示される画像の上でクリックすれば、原寸画像で表示されます。
iromihonms.jpg


 筆記にはパイロットのメモ帳大の試筆専用紙を用いました。より違いがわかるように、描線が乾かないうちに指先でなぞったもの、色のべた塗りなども付記してみました。
 なお、過去記事では、展示会で書いてきたサンプル筆跡を紹介しました。展示会では色表記がなかったため、もしかしたら、パンフレット画像の色と違った色の描線をご紹介してしまっているかもしれないと付記しましたが、照合したところ、幸いご紹介した内容に全く相違・間違いはありませんでした。
 過去記事でもご紹介した新しいゲルインキボールペン、チューズCHOOSEのブルーブラック色の描線も付記してみました。ボールペンのブルーブラック色も比較して見てください(チューズについては、商品傾向をまとめてありますので、いずれ公開します)。

 販売店に配布している色見本が当方でも入手できたのであわせて掲載します。
※IE7をお使いの方は描線画像をクリックした後で出てくる別ウインドウに表示される画像の上でクリックすれば、原寸画像で表示されます。
mihon1.jpg

 上記サンプルは、店頭に備え付けてあります。

 各商品に入っている取扱説明書
iro-torise.jpg



 以下は、実物を手にしての、考察です。

●瓶について
 瓶は、底も厚く、相当に重厚感のある、とてもおしゃれなボトルです。perfumeな瓶を想起させるようなボトルです。
 新しいボトルは、断面が楕円形なので、ふたを開けたときは、安定したところに置いて下さい。

●キャップについて
 キャップは、かなりかなり前の商品からの使われている従来品キャップと全く同じ仕様で、互換性があり、キャップパッキンの耐久性の高さは、定評あるところです。
 ただ、キャップパッキンのゴム食いつきが良いことの反面、キャップを強く閉めると開けにくくなることがあります。
 キャップが固く閉まってしまった場合は、キャップにゴムなどを巻くか、手を湿らせて手とキャップとの抵抗を増して開けていただくしかないです。キャップをたたいて衝撃を与えて開けようとする方もいらっしゃいますが、そのようにすると、フェノール樹脂製のキャップは割れてしまいます。
 普段使用される方は、乾かずゆるめにくくならない程度の硬さで閉めていただくのが良いと思います。

●飾り紐
 最初に使用上のポイントとして書いたように、この飾り紐は、使用の際は外していただく方が良いです。
 使用するにつき、キャップのネジ部分にインキが付着して飾り紐が汚れてきますし、キャップを締めるときに、飾り紐を巻き込んで締めてしまうことがあります。
 お手元では、到着次第外して頂いてからインキを使用することをお勧めします。
 飾り紐を外すときは、必ずキャップをした状態で外してください。

●色や濃さについて
 以前の過去記事でも色調考察をしましたが、改めて筆記してみて、以下のように感じます。
 やはり、月夜は特徴的な色です。明るさはなく、海外のブルーブラックのような色です。この色は、とてもすばらしいですね。私は大好きです。ゲルインキボールペンチューズのブルーブラック色は、従来からの万年筆用ブルーブラックインキの色とは全く違った色で、この月夜の色にそっくりな色です。
 紺碧は、ターコイズブルー(ピーコックブルー)!と思わせる色です。現在のパイロットのゲルインキボールペンでは、ライトブルーのような色と言えばよいでしょうか。この種の色は、正式な書類では使いにくいというご意見もあるような色ですが、私信などに用いますと、かなり相手の方に、さわやかな印象を与えることが出来ると思います。ただし、海外のターコイズブルーやピーコックブルーのように明るすぎるということはありません。どちらかというと、ビジネスなどの普段使いもできるような色です。
 露草は、書いていて、色が少し薄い色だな、と思わせるような色調です。色の明るさや青さ加減は、5種類の中で中間レベルですね。
 紫陽花は、明らかに薄い色のインキだな、と思わせる色です。名前の通り紫がかった色で、海外のロイヤルブルーインキでよく見られるような色です。
 朝顔は、書いていて、まさに昔からのパイロットブルーインキと同傾向の色だな、を思わせる色です。しかし、当然同じではなく、従来のブルーインキよりくっきりとした色で、筆記後の描線色も濃いめです。

 従来からのブルーインキは、筆記した後の描線は、これまで気づきませんでしたが、iroshizukuシリーズと比べると、少し薄めに感じます。紫陽花のように書いているときは薄いという印象はないのですが…。不思議なものです。また、一方で、紫陽花は、書いているときは薄さを感じるものの、筆記後の描線は、薄さを極端には感じないです。
 従って、筆記時に感じる液体の状態の描線濃さと、筆記後の乾いた状態の描線濃さは、別次元で考える必要があるのです
 従来からのブルーブラックインキ描線を今回他色と比較して改めて見てみると、過去記事でも書きましたが、こころざしを持った、良いインキだと思わずにいられません。実際問題、従来からのブルーブラック色に類似した色は、iroshizukuの5色の中にはありません。この点、従来からのブルーがiroshizukuの朝顔と類似しているように感じるのとは全く異なる傾向です。
 
 インキの出具合の多さなどを気持ち的に堪能したい場合は、色の濃いめのインキを使う方が、筆記最中の視覚的に有利です。上記考察を参考にしてください。

●インキ出具合・洗浄性
 ボーテックスにてテストしたところ、インキ出具合や、洗浄性などは特に問題ありませんでした。洗浄性については、従来のインキよりも優れています。
 この点は引き続きテストして参ります。

 スポイトによる空カートリッジ入れ替え方法でしたら、最後の一滴まで使うことが可能です。
 コンバーターや、吸入タイプの万年筆では、それらの吸入システムで最後の一滴まで使うのは無理があります(不可能と言っても良いくらいです)。スポイトを併用すれば、どのようなシステムであっても、最後の一滴まで使うことができます。たとえば、吸入タイプでしたら、ペン芯にスポイトで吸ったインキを垂らしながら吸えば、最後の一滴まで使用することができます。
 スポイト、案外便利な小道具なのです。

 最近では、海外製の様々な色のインキが発売されていて、修理でお預かりしたものの中には、そのようなインキで使われたものもあります。正直言って、あまりにもひどいインキが多いです。万年筆メーカーではないところが生産しているものがほとんどなので仕方ないのかもしれません。
 そんななか、パイロットのインキでしたら、入手しやすく、長く製造していただけることが期待できるので、安心してお勧めできます。
 今回の色彩雫iroshizuku企画には、改めて敬意を表す次第です。

 なお、12月初回出荷分は、非常に数が限られており、品薄傾向、次回入荷は08年に入ってからになります。

 ご購入は、販売サイトからどうぞ。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://masahiro14k.blog67.fc2.com/tb.php/282-fd302c8d

0件のトラックバック

Appendix

お知らせ

masahiro万年筆製作所 本サイト



masahiro万年筆製作所製品
商品価格・最新在庫状況

 
masahiro万年筆製作所 パイロット製品・masahiro製品販売ショップ

販売商品 検品調整スタンスの詳細

ペン先字幅記号について

パイロット製品名入れについての詳細

カスタム74透明 税抜 10,000円 のご注文は以下からどうぞ
ペン先F ペン先M



すべての記事をご覧になりたい方は、
いちばん最初の記事
から、本文一番下の
「次の記事に移動する」
を記事ごとにクリックして、順にさかのぼってご覧頂くか、以下の全記事表示をご利用下さい。

全ての記事を表示する(ベータ版)

プロフィール

 masahiro万年筆製作所  代表者 内野成広

Author: masahiro万年筆製作所  代表者 内野成広
総エボナイト製手作り万年筆を製造しております
一切の妥協を許さない完全な商品を目指し、生涯唯一の職業として励んでおります
ペン芯までエボナイトで製造している数少ない万年筆メーカーです。

また、株式会社パイロットコーポレーション 正規販売店として、パイロット商品の販売をいたしております。

422-8017
静岡市駿河区大谷769-3
masahiro万年筆製作所
090.jpg
FAX 054-298-7473
masahiro14k@gmail.com
http://www.masahiro.gr.jp/

携帯向けページ

PC向けと同じアドレスになります
http://masahiro14k.blog67.fc2.com/
QRコード
携帯向け販売サイトもPC向け販売サイトと同アドレスです
上記携帯向けWebLogサイトから販売サイトにアクセスできます
アクセス方法解説ページ

現在の閲覧者数:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。