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masahiro万年筆製作所製品の製作精度をお手元で確認する方法

 masahiro万年筆製作所製品は、完成時、内部にかなりの内圧を掛けて気密テストをしております。後部つまみを閉めれば、軸内部から空気圧すら漏らさないことを確認しております。
 また、キャップも、すりあわせ削り合わせ技術のみで、非常に気密が高いキャップに仕上がっております。
 
 この加工精度を、軸から聞こえる「音」で確認する方法があります。
 音のみですべてがわかり、逆に申しますと、後述の各部分一つでも製作基準を満たさないと、音はしません。
 
 テスト方法は以下の通りです。
 なお、お手元でできる確認方法は、定期的に行う必要はありません。健康診断的にたまに行うことにより、ご愛着が深まる可能性がございましたら、行っていただいても大丈夫ですが、行う必要はありません。
 また、以下のテスト方法は、カートリッジ式や、(他社の)プランジャー式ではご確認いただけません。確認はできませんが、masahiro万年筆製作所カートリッジ式も、キャップの製作精度は、M形吸入方式等と全く同じ水準です。

1,軸内部にインキが入っている状態で、筆記時と同じように、後部つまみを少しゆるめて下さい。
インキの量は、満タンよりも半分くらいの方が確認しやすいです。空気音によるテストのため、全く空気が入っていない、フル満タンですと、確認できませんし、納品直後のインキが全く入っていない状態でも確認できません。

2,ペン先を上にして軸を持って、後部つまみをすべて引き出し、その後戻して下さい。
上記1と2の動作で、中芯の動きがスムーズになります。念のための動作です。

3,後部つまみをすべてねじ込んでみて下さい。
その時、ねじ込み終わる寸前で、カクッと重さが硬くなるような感触はありますでしょうか。感触がわかりにくい場合は、首をゆるめた状態で後部つまみを締め込んでもカクッと硬さが重くなる感触は全く無いため、比較するとわかりやすいかもしれません。このカクッと言う硬さは、中芯弁自動調整機構の弁の接触厚を確保する「締め代(シメシロ)」になります。後部つまみの中には、自動調整するための機構が組み込まれております。

4,キャップを装着してください。キャップのネジは最後まで締めきらずに、少しだけキャップをゆるめた状態にしてください。

5,4のキャップを軽くねじ込んで装着した状態のまま、ペン先を上にして、後部つまみをすべて引き出して下さい。繰り返しとなりますが、キャップは強く閉めないで、ネジがゆるんだ状態にしてください。

6,5の状態のまま、キャップを閉めて下さい。

7,6のペン先が上で後部つまみが引き出され、キャップが閉まった状態で、後部つまみ(中芯)を戻し、後部つまみをすべてねじ込んで下さい。

8,キャップを外して、首と胴のつなぎ目からインキが漏れていないかを確認してみて下さい。
漏れていた場合は、首の胴へのねじ込みが緩い場合がほとんどです。特に後部つまみをゆるめないで首を装着した場合、首の胴へのねじ込みが緩くなってしまいます。首の脱着の際は、必ず後部つまみはゆるめた状態で行って下さい。

9,ペン先を上にして、ペン先の当たりに耳を近づけて、後部つまみをゆるめてみてください。後部つまみがゆるまった瞬間に、「じゅっ」という空気の音がするはずです。
9の音で、気密を保つことができるキャップか、軸内部の首最後部のインキ止部分の弁気密(後部つまみさえ閉めれば、軸から空気圧すら漏らさないか)、以上の確認ができます。

上記各動作のうち、3で、ねじ込み終わるときにカクッと言う感触がなければ、9の動作を確認するまでもなく、中芯の先端の弁が首の後ろに当たっていないため、インキ止部分の弁気密は保てていない、ということになります。
7の動作で、軸内部の圧力が高まった状態になるため、首と胴のすりあわせが悪いと、首と胴からインキが漏れます。
9の動作で、軸内部の圧力が高まった状態から圧力が逃げるときの音で、中芯弁の気密とキャップの出来が確認できます。ただし、9の動作が正常でないと、軸内部の圧力を高めることが出来ないため、首からのインキの漏れはテストできないです。

 実は、M形吸入方式は、軸内部の吸入機構により、気密をしっかり保つための加工が、単なるダイレクトタイプ(インキ止式)と比べて、非常に難しく、加工上の難所となっておりました。
 この気密を保つ解決策を偶然見いだすことができ、商品化が実現した次第です。

 鋭い方はすでにお気づきになっていると思いますが、上記テストは、キャップの気密(正確にはキャップ内部が接触する首先端と、キャップと胴軸のネジ精度)がしっかりしていることが前提になります。キャップの気密が悪いと、他はテストできません。
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 masahiro万年筆製作所  代表者 内野成広

Author: masahiro万年筆製作所  代表者 内野成広
総エボナイト製手作り万年筆を製造しております
一切の妥協を許さない完全な商品を目指し、生涯唯一の職業として励んでおります
ペン芯までエボナイトで製造している数少ない万年筆メーカーです。

また、株式会社パイロットコーポレーション 正規販売店として、パイロット商品の販売をいたしております。

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